アッサラーム・アライクム、OG3です。
随分前(6月頃…)の話ですが、とれた小屋ふじい農場オートキャンプ場へ行ってきました。美味しい野菜とのどかな雰囲気、大河の畔に佇むキャンプ場です。
とれた小屋~キャンプ場ってどんなキャンプ場?
とれた小屋ふじい農場オートキャンプ場は、札幌中心部から車でおよそ30分。
札幌市は北区あいの里(篠路)、茨戸川沿いにある北海道・藤井ファーム・ラボ株式会社が運営する施設群の一角に設けられたキャンプ場です。
キャンプ場だけでなく、採れたて野菜の直売所、その野菜を使用した料理が楽しめるファームレストラン、札幌駅からの送迎付きでジンギスカンを味わえるジンギスカン小屋といった飲食施設や、農場内での収穫体験、ミニジープ・ミニバギー試乗、冬は茨戸川でのワカサギ釣りなどアクティビティも充実しており、季節問わず多様な楽しみ方が出来る複合施設となっています。
今回は初の徒歩キャンプの予定でその準備もしていましたが、丁度OQ3の仕事が休みで「(コストコで給油するついでに)送ったるわゴラァ」と快く言ってくれたので、結局車で向かう事になりました。
とれた小屋~キャンプ場の料金・概要
チェックイン時間
チェックイン:10:30~(限定サイトは11:00~)
チェックアウト:11:00(デイキャンプは20:00)
チェックインは施設入り口にあるファームレストランベジタベーレ内にある受付で行います。その際に通行証を貸与されますので、車で来た場合はそれをわかるようにダッシュボード等へ置いておきましょう。勿論、チェックアウトの際は返却を忘れずに。
利用料金
リバーサイトキャンプ(3組限定):2,000円
電源サイト(3組限定)・延長コード要予約(1,000円):3,000円
オートキャンプ: 1,500円
デイキャンプ : 1,000円
プライベートサイト: 利用料 2,000円 大人1人1,000円、小学生1人500円、幼児無料
特徴的なのは、プライベートサイト以外はサイト料金のみかかるという点。
4人家族でもフリーサイト利用であれば1500円ですので人数が多ければ割安といってよいかと思います。今回はリバーサイトを利用しましたが、逆にソロキャンプだとあまり恩恵がないのは少々残念な所。
その他手ぶらキャンプも可能、レンタル品も充実しており、キャンプあるあるの各種忘れ物があってもまず困る事はないでしょう。
直売所
受付を行ったベジタベーレ内では、季節の野菜が直売されています。
今回はミニトマト(アイコ)を150円、アスパラ(大きさ・太さで値段が変わります)を350円で購入。どちらもとても美味しく頂きました。キャンプ利用者は前述の通行証提示で10%OFFの特典もありますよ。
また薪もこちらで1200円で販売されています。ちょっと高いかな?と思いましたが、かなりの重量でしっかりした薪でしたので、モノはよさそうでした。(結構爆ぜてたけど)
炊事場・トイレ
炊事場はサイト中央に沿って間隔を置いて3か所設置されており、どこにテントを張ってもそれほど距離的には離れないよう配慮されています。
ただし、こちらのキャンプ場は環境保全の観点から洗剤の使用禁止となっているので注意。公式サイト上にはそういう注意書きが見当たらないので行くまで知りませんでした。どっかに書いてあるのかな?それとも洗剤が使える炊事場が別にある?
トイレは川沿いの通路に沿って3か所あり、中でも女性専用トイレは物凄く綺麗と評判です。男子用も別に汚い訳ではないですし、簡易トイレしかないキャンプ場も沢山ある中でちゃんと水洗・ウォシュレット付きなのは大変ありがたいのですが、見比べてしまうとどうしても格差を感じてしまいますw
ここがイイ!とれた小屋~キャンプ場
札幌市内から30~40分程度で着く距離で、気軽に行けるのは大きな利点。
レンタル品が充実していたり、サイト内で飲食が出来たりとキャンプ初心者でも安心して利用する事ができます。またキャンプ場周りは自然豊かな立地ですが、市街地から遠い訳でもなく、今回は食材や飲み物を徒歩で買い出しにいきましたが、あいの里駅周辺まで行ってぐるっと回って1時間弱とそれほど大変な事も無かったです。
農場で採れた野菜は当たり前ですがとても美味しかったですよ。
ここがちょっと…とれた小屋~キャンプ場
風が強い。とにかく強い。
勿論日によって変わるとは思いますが、訪れた日も16時くらいまではとても落ち着いた状態だったのですが、それ以降はずっと強い風が吹く状態で、焚き火も調理用に短時間熾しただけで、まともに外で活動できる状況ではありませんでした。
これはキャンプ場のせいではなくて立地上の問題なので仕方ないですが、利用する際はこの点をあらかじめ認識して行く必要はあるかな、と思います。
また今回利用したリバーサイトですが、地面がかなり固く凹凸があり、大き目の石も転がっている状態でした。お世辞にも座り心地・寝心地が良い地面ではありませんので、他のサイトはどうかわかりませんが、コットの利用や厚めのインフレーターマットを用意するなど、その点を考慮する必要があると思います。
夜は田園らしくカエルの大合唱+風の音オーケストラでものすごい状態でした。気になる方は耳栓など持って行った方がいいですよ!
まとめ
どこのキャンプ場にも言える事ですが、ここのキャンプ場は楽しめるかどうか天気に大きく左右されると思います。晴れていれば、あるいは幸運に恵まれていれば、夕刻には茨戸川から見える夕日の絶景を堪能しながらキャンプが出来ます。
今回は残念ながら夕日も見れず強風が吹きすさぶ中でのキャンプになってしまい、更には早朝からは雨とキビシイ条件のキャンプとなってしまいました。もしこのキャンプ場を利用される場合は、よくよく天気予報を確認頂くのをオススメ致します。
以上、レインマンOG3でした。