キテスンサヂオ

アラフィフおじさんの器用貧乏多分野つまみ食いブログ

豊浦海浜公園キャンプ場に行ってきた話

こんにちはOG3です。

先月お盆期間中に豊浦海浜公園キャンプ場へ行ってきました。
海水浴と温泉が楽しめる小学生の夏休みにピッタリのキャンプ場です。

www.nap-camp.com

豊浦海浜公園キャンプ場ってどんなとこ?

噴火湾に面した道南の豊浦町は札幌から車で2時間ほど、苺と豚肉、内藤大助が特産の小さな町です。DCMやセイコーマート以外に商店らしい商店もないので、OG3も何度か通った事はあるものの道南へ旅行の際などに通過する場所、位の認識しかなかった町ですね。

札幌から中山峠超えルートで2時間ほど ちなみに高速利用でもほぼ同じです
室蘭からは電車で1時間程度ですが電車の本数自体が少ないので注意

今回は奥さんの実家が道南の室蘭市で、帰省ついでにOG3だけ室蘭から電車で豊浦まで徒歩でソロキャンしに行ってきた、って寸法です。

うん、コミュ障のOG3には奥さんの実家で何日も過ごすのは無理なんだ…

豊浦海浜公園キャンプ場の料金・概要

チェックイン・チェックアウト

チェックイン:13:00
チェックアウト:11:00

まず完全予約制のキャンプ場なので、利用には上記の予約サイト「なっぷ」からの事前予約が必要です。サイトはフリーサイトのみ、区画割などはない長方形の芝生サイトで先着順で埋まっていきます。

チェックイン時刻は13:00ですが、OG3が12:50分位に来た際には既に他のテントに邪魔されず海が見える人気の有りそうな場所は全部埋まっていました。(前日は台風の影響でクローズしていたので、連泊客ではない筈)

特に砂浜へすぐ出られる浜前の最前列辺りは大人気で、ここへ張りたければチェックイン時間よりかなり早めに来た方が良さそうですね。

利用料金

ソロテントサイト:1000円(1組1名・テント&タープ各一張りづつ)
フリーサイト:5000円(1組10名まで・テント&タープ各一張りづつ)
ゴミは一部回収あり

ゴミは燃えるゴミを1枚60円の袋購入で場内の専用ゴミ捨て場へ捨てる事が可能です。ゴミ捨て不可のキャンプ場も多いのでこれは本当に助かりますね。
ただし、ビン・カン・ペット・焼き網といったゴミは捨てれません。またゴミ捨て場が開放されるのが午前中9-11時の間のみですので捨て忘れにはご注意を。

料金体系は上記の通り非常にシンプル。
フリーサイトの1テント5000円、って金額は決してコスパ抜群とは言えないと思いますが、相対的にソロ利用時の価格の安さが目立ちますね。

ただソロテントサイトっていう表現がまた微妙というか何というか・・・

当初は勝手に10区画分ソロ用に区分けされている感じかと思ってたんですが、そういう事ではなく、5000円払うフリーサイトと同じ場所を1000円で利用する権利をやろう、って事でした。

1000円でソロキャンする権利をやろう

要はソロで5000円は高いので(実際にそういうツッコミがあったかどうかは知りませんが)、単純にソロ料金を設けただけって感じです。

・・・これならソロサイトではなく、ソロ料金を10組分用意しました!って表現が正しいと思うんですけどね。もし可能なら、ここはファミリーやグループが非常に多いキャンプ場なので、狭くても全然構わないんで、別にソロ専用で場所を用意してくれると大変ありがたいですね。

まぁ別に区画を設けるとなると管理も大変ですし、逆に言えばそこしか利用出来ないので、フリーサイトの好きな所を利用したい人や、女性のソロキャンパーさんなんかは周りに人が沢山いた方が安心かもしれませんが…

実際ファミリーとグループの狭間でポツンとキャンプしてると、OG3みたいなボッチ気質にはやっぱしあずましくないべさ@居心地が悪い/北海道弁

せっかく家族から逃げてきたのに

噴火湾を一望出来る絶景 彼方に見えるは駒ヶ岳でしょうか

周辺施設について

天然豊浦温泉しおさい

shiosai-spa.com

子供(~小学生)200円 大人(中学生~)600円
キャンプ場徒歩圏内にある温泉施設です。
宿泊設備もある大型の温泉で、露天や家族風呂も完備。キャンプ場利用客は勿論、近隣からもかなりお客さんが来るようで、遅い時間になっても賑わっていました。

館内にあるレストラン「渚のしらべ」は周りに飲食店が少ない事もあってかOG3が訪問した際は待ちが出るほど混雑していました。結構評判も良いようなので、キャンプ飯は放棄してレストランで済ませてもいいかもしれませんね。

豊浦展望台

www.town.toyoura.hokkaido.jp

豊浦町を一望出来る展望台です。
キャンプ場から徒歩で30分程度、車なら5分程度でしょうか。館内には豊浦のレジェンド内藤大介のトロフィーやらサインやらなんやら記念品が沢山設置されています。

確か豊浦の道の駅にも同じような物があったような…

軽食や土産物の物販などもありますし、入館無料ですのでお時間があったらどうぞ。
展望台からはキャンプ場含め豊浦町の全域が見渡せます。一応ソロサイズの小さいテントでも判別出来たので、探してみるのも一興かと。

左が豊浦海浜公園キャンプ場、右が高岡オートキャンプ場
高岡オートキャンプ場も行ってみたいキャンプ場なんですよね~

ここがイイ!豊浦海浜公園キャンプ場

「海水浴が楽しめて24時間利用可能な水洗トイレ・洗い場完備、ゴミ回収ありでかつ徒歩圏内に温泉がある芝生サイトがソロキャンなら1000円」

こんな恵まれたロケーション、そう無いですよね?
勿論キャンプスタイルは人それぞれですので、野営好きの方には刺さらないかもしれませんが、ソロキャンプでもすごくオススメ出来るキャンプ場です。

豊浦の宝は内藤大助だけにあらず。

夕日が山間へ落ちていきます

ここがちょっと…豊浦海浜公園キャンプ場

問題点というほど指摘したい訳ではないんですが、全体的に管理が甘いと言うか、まだまだ発展途上なのかな?という風に見受けられました。

既にお伝えした「ソロサイト」関連についてもそうなんですが、チェックイン時刻前から入場させる位ならちゃんとルール上でアーリーチェックインを設けるとか、隣接する天然温泉しおさいの割引券を出すとか、温泉施設側でキャンプ用品の取り扱いをする(薪や炭など最低限の物でもOK、なにせ近隣にお店がないので)とか…

尤も発展途上という事は今後いくらでも良くなるポテンシャルはあるという事です。
繰り返しますが、「海水浴が楽しめて24時間利用可能な水洗トイレ・洗い場完備、ゴミ回収ありでかつ徒歩圏内に温泉がある芝生サイト」っていうのは、道内だけで見てもかなり優秀なロケーションだと思いますので、もっともっと利用しやすくなればいいな~と思いました。

まとめ

道内屈指のロケーションに恵まれたとても良いキャンプ場です。
前述の通り難点も無い事はないですが、どれもこれも運営次第でいくらでも改善出来るポイントですし、こちらの運営さんはしっかりと今後を見据えた考えもあるようなので、これからも注目していきたいと思っています。

 

以上、ボクシングにはカケラも興味がないOG3でした。